近年、スポーツは若者から高齢者まで各世代で身近に楽しむものとして定着しています。スポーツ人口の増加に伴い、スポーツによるけがや故障も増加しています。スポーツといっても、様々な種類があり、また、ポジションやレベルによっても違います。スポーツリハビリテーションとは、けがや故障を起こした選手が早期に完全に復帰できることを目指し、個々のニーズに応じたリハビリテーションを行っていきます。

当院では医師、理学療法士、スポーツトレーナー、コーチ、監督などと相互に情報交換をして早期にスポーツ競技復帰できるようにリハビリテーションプログラムを立てていきます。

リハビリテーション室内には、信頼性の高い各種マシーンが取り揃えられています。一般的トレーニングから、マシーンを用いたトレーニングまで、競技特性を考慮したプログラムが立てられ、早期復帰、競技力向上を目指したリハビリテーションが行われます。

 

 

 

また、実際のスポーツでは単関節あるいは限られた筋肉のみを使う動きではなく、複数の関節や筋肉を用います。従って、競技復帰には複合トレーニングが必要です。

当院では、専門の理学療法士により、ジャンプ、ステップなどの基本動作から、フォームのチェックまで予防を含めたトレーニングが行われます。

　　

FTAとは？（新テーピング法）

Functional Taping（ファンクショナルテーピング）の略で、従来のテーピングとは違います。

何が違うのか？

従来のテーピングは、関節を固定するこで患部を安静にする目的で用いられてきました。しかし、スポーツを行う上で関節を固定してしまうことは、パフォーマンスを低下させてしまいます。
ファンクショナルテーピングは生体に不利益な関節の動きだけを制限し、許される限り自然な関節の動きを可能にするよう補強することを主眼としています。そのため、テープの素材、巻き方などにも独自の工夫がなされています。足関節や膝の捻挫などあらゆる障害に対して、また障害の予防として用いることが出来ます。（ファンクショナルテーピング；川野哲英 著より）当院にはファンクショナルテーピングを巻くことが出来る専門スタッフがいます。