■第3話 パニックの風を乗り越えて!
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本日も「安心の翼」あたご航空をご利用頂きありがとうございます。
本日は皆さま方を不安から終着点の「安心」までのお伴をさせて頂きます。
自分では思い当たるような事件や事故などがないのに、急に、1)胸の痛みや不快感、2)息苦しさ、3)めまい、ふらつき、気が遠くなる。4)死ぬのではないかという恐怖。5)自制心を失ってしまうのではないかという恐れ、6)現実ではないような、外界との分離感。7)顔や体が赤くなる、または、寒気。8)吐き気、腹痛、下痢など。9)しびれやピリピリ感。10)動悸。11)息切れ。12)発汗。13)身ぶるい、震え等。以上のうちから4つ以上の症状が起きるのがパニック発作とされています。
このパニック発作が1〜2度起きると、「死ぬ」という恐怖が心(脳)を横切り、恐怖心や不安感という形になって救急病院駆け込みたくなったり、実際に飛び込んだりします。本人は重病と思っているにも拘らず、色々の検査をして下さった先生の口から出た言葉は期待に添わない「別に異常なところはありませんでした。」と言うのです。普通の人ならこの言葉に小躍りして喜ぶのですが、自分が想像したことと先生の言葉の間のギャップに却って不安を感じることもあるのです。
やがて、軽い動悸がしたり、息苦しさが起きたりするようになり、またあの激しい発作がいつ起きるのだろうと疑心暗鬼になって、毎日を過ごすようになります。このことを予期不安と言います。更に月日が経ちますと、発作に耐えられない自分を想定し、独りで外出することが怖くなって、閉じ籠った生活になってしまう人もいます。この状態を「広場恐怖」(人混みの中等)、「空間恐怖」(誰もいない夜の公園など)と言います。このような一連の経過をたどると、パニック障害と言う病名がつくようになります。
意外なことに、激しい発作があって、死ぬのではないかと恐怖のどん底に陥れたのにも拘らず、多くの場合10分前後で症状が無くなってしまうのです。そうなってみると、あの怖かった動悸も、止まるかと心配した呼吸も、何事もなかったように静まり返っているではありませんか。
振り返ってみると、それは恐怖に対する拒絶反応だったのだと言うことに気がつかれることでしょう。ただ、パニックの治療は、急性期のパニック状態を解消してあげるだけで終わりではありません。
パニックに陥らないようにして上げることが治療として肝心なところです。
更に付け加えますと、パニック障害は単独に起きるだけでなく他の障害を持っている人にも出易いのです。例えば社会不安障害を持っている人や、強迫性障害の人にも起こり易い病気です。
この飛行機は、今日も皆さま方を安心・安全を持って、皆さまの旅を支えております。 |
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